個人認識票は各国の軍隊において兵士の個人識別用に使用されており、第二次世界大戦中のイギリス軍では切れ目のついた円形の金属板を手首にチェーンで巻きつけ、アメリカ軍では長円形の金属板に穴を空けチェーンなどに通して首から提げて使用した。アメリカ軍では首から下げた認識票を犬の鑑札(狂犬病予防法に基づく登録票)になぞらえてドッグタグと呼ばれるようになった。その意味合いとして、自嘲的な皮肉が多分に込められてい